○零下の邂逅 氷上のロマンス 人物設定 三蔵 玄奘(みくら げんじょう) 本名:玄奘・コンスタンチン・リュドミロヴィチ・マカロフ・三蔵(爆)。 序盤での年齢は16歳。 両親及び彼らと同世代の人々からは『江流』の愛称で呼ばれるが、これはセカンドネームと父称(ロシア人特有の名前の構成で、名と姓の間に入る。通常父親の名を父称変換するが、彼の場合父親が日本人なので、適当な名を充てられた)の頭を取ったものらしい。 父光明氏が海外遠征先で知り合ったロシア人女性と結婚して出来た子供であり、光明氏自身ハーフであることから、日本人離れした金髪と紫暗の瞳をもつ美青年。 しかし、生来の垂れ目を気にして目を眇める癖が付いてしまって、下手をするとマフィアの息子と思われても仕方ないくらいの物騒さになってしまっている。 音楽とダンスが好きだが、カラオケで熱唱しつつ踊りまくる(未成年なので飲酒はしないが自分の声に酔うらしい:笑)ので、数少ない友人達からは相当迷惑がられている。
三蔵 光明(みくら みつあき) 序盤での年齢は44歳。 母親は日本人の舞台女優、父親はエストニア人のバレエダンサー。 父親を見習ってダンサーとなり、世界に知られる程の実力者となったが、遠征先で女性をナンパする癖も父親に似たらしい、とは周囲の意見である(※エストニアはナンパ率世界一:笑)。 そんな彼も、一人のロシア人女性と知り合った事をきっかけに身を固める決意をし、彼女を連れて日本で父親のバレエスタジオを継ぐ。 朧 計都(ろう けいと) 序盤での年齢は14歳。 何百年も前に大陸から渡来した一族の末裔であり、そのため先祖返りにより銀の髪に 幼少時からフィギュアスケートを始め、既に女子シングル選手としてジュニアの世界選手権では高評価を得ており、『ミッシェル・クワンの再来』などと噂される。 次のシーズンからはシニア移行の準備を始めないとならないが、そのための大きな課題に憂慮する日々を送る。 猪 八戒/花喃(ちょ はっかい/かなん) 二卵性双生児の姉弟。序盤での年齢は15歳。 三蔵宅の近所に住む幼馴染、というより腐れ縁。 祖父・両親がフィギュアスケートの選手という、フィギュア界のサラブレッド姉弟。 両親もペアの選手だったため、自然とペアを組むことになった。 血の繋がりの為せる業か、ユニゾンの秀逸さはシニアでも通用するレベルと評される。が、リンクを離れると、外見からは想像がつかないくらいさばけた性格で、特に花喃の方は、年上である筈の三蔵相手でも容赦なく毒を吐く。しかもそれが大概的を射ているため、三蔵は彼女とは口争いをしないと決めている。 世羅 観音(せら かのん) 序盤での年齢は45歳(爆)。 かつては世界屈指のフィギュアスケート選手であり、オリンピック入賞経験もある。現在は引退し、スケートクラブのコーチに就任、優秀な人材の育成に一役買っている。 光明氏の父が開いていたバレエスタジオに、光明氏と同期で所属していたことから、光明氏とは姉弟のような間柄で、現在では飲み友達。 現役時代に八戒達の両親と懇意だったため、八戒・花喃が本格的に競技スケートを志してから今日まで、2人のコーチを任されている。 |
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どんだけ捏造設定してんねん、なツッコミ満載のプロフィール。 要するに、現代日本を舞台にした状態で、光明氏が三蔵を『江流』と呼ぶ理由が欲しかったんですよ。でもって外見的特長の理由も。遺伝子の法則上、日系2世では金髪になりません(優性遺伝というやつですね)。そこで光明氏をハーフに、三蔵をクォーターにするというトンデモ設定(笑)。 ちなみに本編とは全く関係ない三蔵の母親の名前は、エレオノーラ=ミハイロヴナ=マカロワ。 |
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